俺に解るように説明する "Unreal.Engine.4" 入門+

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「レベル」=エクセルの「シート」

"Level"? れべる? レベルって何? っていうのが今日のテーマ。そんなことは、調べればすぐ、ゲームの1面クリアとか2面クリアとかの「面」のこと、「ステージ」のこと、って教えてくれるサイトが見つかる。一言で言えばこれが一番分かりやすく、そこで終了なんだが、今回はそんなことを問題にしているのではないんだ。

大抵のソフト(アプリ)では、上にメニューバーがあって、一番左は「ファイル」。クリックするとそこからドロップダウンで「新規作成」「開く」「保存」「名前を付けて保存」・・・などなど出てくる。Windows付属のメモ帳もそう。一般的なテキストエディタもそう。アンリアルエンジンもそう。ふむふむ、馴染みのあるよくあるパターンだな~と思って、いざクリックすると・・・

"New Level"、"Open Level"となっている。「何? 最初、プロジェクト作るって言ってたじゃん。レベル作るの? 騙した? どういうこと? レベル?」となるのは俺だけか。ってこと。

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結局、この疑問を解決するため行きついた俺の理解は、「レベル」=エクセルの「シート」。これが俺流。

今回は、エクセルに例えてみたんだが、そう考えると、「プロジェクト」も「レベル」も俺の中ではいっきにピンとくる。「プロジェクト」は「ブック」、「レベル」は「シート」。(前、プロジェクトはフォルダって書いたんだが、それはそれで合っていると思うぞ。今回の考えもまた合っているって思うけどな。)

エクセルは最終的には、「~~.xlsm (.xlsx/.xls)」みたいなファイル(これをブックと言うんだよな)を1つ出力するんだが、データ管理方法として、その中には複数のシートが作れる。1つのブック(ファイル)で複数のシートだ。もちろん、管理上、1枚のシートで間に合っちゃう時と、複数のシートを使わないといけない場合がある。ゲームも同じ。1つのプロジェクトに複数のレベル。または、1つのレベルで出来ちゃうゲームもある。

  • エクセル: シートの上に文字書いたり、数字入れたり、計算式、、、。複数のシートを1つのブックで管理。
  • アンリアルエンジン: レベルの中にメッシュ置いたり、ライト置いたり、ブループリント、、、。複数のレベルを1つのプロジェクトで管理。

同じだ。最初「レベルを作りましょう」って言われて、「えっ? プロジェクト作るんじゃないの? むむ!?」って思って混乱したのは俺だけかもしれないけど、これは、エクセルの「1シート目にデータを入れていきましょう」って言われてるのと同じだったってことだ。最終的にはレベルはプロジェクトの中に取り込まれるんだから、プロジェクトを作っていることでもあったわけだ。

エクセルでのシート切り替えは、下の方にあるタブでやる。保存するときは自動的に全シートを1つのブック(ファイル)にしまう。これがエクセルのやり方。一方、アンリアルエンジンでは、切り替えも保存もメニューバーの"File"から。そこが違う。それだけ。形的(かたちてき)には同じと言っていいよな。

ま~、これって、エクセル(またはLibreOffice,Calcなどの表計算ソフト)を知らない人には間違いなく意味不明だと思うんだが、いいのかい俺? いいんだ。俺にとって分かり易ければ。だって「俺に解るように説明する~」ブログだからな。

試しに3つレベルを作ってみた。エクスプローラで確認すると、3つのファイルがコンテントフォルダに出来ているのが分かる。これは、ブックがフォルダに、シートがファイルにそれぞれ昇格した形になっていると言える。

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でもでも、最後に一言。「な~んでレベルって名前にしたの?」 "Stage"ステージの方が、、、いやなんでもない。以上。