変数"variable"って箱！？ 箱って

変数"variable"ってよく「箱」とか「箱に付けた名前」って説明されるんだけど、これってうまい説明なのかな～？　って話。

俺は、「箱」に例えられると、まったく理解できないんだよな～。だって、例えば、小学生の時に、算数でこんなのやらなかった？　こんなの、

「タロウ君はスーパーに買い物に行きました。リンゴを5つ買ったら、540円でした。消費税分は40円でした。リンゴは1個（本体価格）いくらでしょうか。答えなさい。」

みたいなの。

この時、頭の中で「箱」を想像して計算したかって。しないでしょ。どうやったかっていえば、リンゴ1個を□円として式をたてて、

　□ × 5 = 540 - 40

　□ × 5 = 500

　□ = 100

だろ。

リンゴは1個100円だ。□がイヤなら、代わりに△でも〇でも◆でもいいんじゃない。同じことだからね。いきなりx使ってもいいとも思うけど。でも、「箱」でやる？　段ボール箱？　貯金箱？　おせんべいの入ってた箱？　想像する？　頭の中で、具体的に。　、、、しないでしょ。

余計に解らなくなるんじゃないの、そんなことしたら。だって、まー、一般人ならどう考えてもやったことないよな～、ってことだからね。頭の中に「箱」を思い描いて、、、なんて。そんな実際にしないことを例えに出して説明するなんて、ナンセンスでしょ。

中学生になれば、方程式に触れるじゃん。

　y = 3x + 5

とか。

で、ここでも、「箱」を想像した？　靴が入ってた箱？　パソコンが入ってた箱？　お菓子が入ってた箱？　しないだろ。「箱」で説明するなんてナンセンスなんだよ、やっぱり。

じゃ～、変数のところに戻って、どう説明すればいいのかってことに結局なるんだけど、もう答えは出ているよね。「小学生の時にリンゴの値段を□円ってやったでしょ。あれ。中学生の時に方程式でxやったでしょ。これ。」で、いいんじゃないのってこと。これで、スパッと分かるでしょ。俺的にはこれで十分。ご不満ですか？

付け加えるなら、2～3週間して見直したとき、□ってなんだっけ？　〇ってなんだっけ？　ってならないように、〇、×、△とかじゃなくて、リンゴの値段ならringo、みかんのならmikan、バナナならbananaって出来ますよってことだな。

説明で「箱」使っちゃうのは、なんか適当に外国から持ってきた本を翻訳して、そのまま書いてるダケみたいに思えるんだよな。日本人なら、算数・数学ってのを習ってきてるんだから、それを使って説明すればいいのにな。外人は算数しないでプログラミングやるのかな～。

「箱」に例えるのは、なんか、ガンダム知らないやつに、「ガンダムで例えるとズゴックかな～」とか言ってるようにも感じるんだよな。余計なことなんだよ、いろいろ。ポカーンとする他ないよな～。（でもズゴックは好きだけどね。）