俺に解るように説明する "Unreal.Engine.4" 入門+

UnrealEngine4とかチュートリアルとか入門とか

【日本語】 UE4 ホッケーゲーム part.3 プレイヤースタート 【チュートリアル】

いやいや全然進まない。レベルを2つ("LV_1_Start"、"LV_2_Game")作って、1つをデフォルトのスタート地点にする。これしかやってない。うむ、この調子では、出来上がる前に、東京にオリンピックが来てしまうかも。まーそれでもいいや。

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では、早速。レベル"LV_1_Start"を開いて、[Player Start](プレイヤースタート)を置こう。意外とこれ重要。

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【追加の解説】

何故、重要か。プレイボタンを押してゲームが開始されると、前のブログでも書いたけど、UE4は、ユーザーに黙って勝手にいくつものアクタを出現させる。その一つに、[Default Pawn](デフォルトポーン)というものがある。これは、ユーザーが置いたプレイヤースタート地点に出現するアクタ。

何の設定もしてないのに、いきなりASDWで前後左右、EQで上下に動けるのはこいつのおかげ。おかげと言うか、せいと言うか。ビューポートを1回マウスでクリックするとマウスルックもできる。こっちは[Player Controller](プレイヤーコントローラー)がやってるかも。そして、ここから見える風景がいわゆるゲーム画面になる。

で、もしプレーヤースタートが無いと、レベルエディタを閉じた時(移動した時)の位置にデフォルトポーンが出る。もちろん、ここから見えるのが、ゲーム開始時の視野になる。だから、あっちから見たり、こっちから見たりして、レベルを色々飾り付けた後プレイしてみると、ゲームの開始位置はその都度変わっちゃう。いつでも同じ風景でゲームが始められるようにするには、デフォルトポーンの出現位置を(あと向きもね)確定させておかないといけない。

このUE4の初期動作が分かってないと、ゲームが出来ない。だから重要。

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では、ちょっと"LV_1_Start"を、前、貼っつけた画像風に飾り付けしていこう。

  1. [BSP]から[Box]を選んで置く
  2. 位置は[x:0  y:0  z:-100]
  3. [Brush Settings]から大きさを変える
  4. [x:800  y:600  z:200]
  5. さっき追加したプレイヤースタートをイイ感じな所に持ってくる
  6. 適当なスタティクメッシュをイイ感じに置く
  7. [Play]ボタンを押してみてイイ感じになってればOK

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【追加の解説】

[1] BSPに関して一応、公式を見てくれ。ここ"Unreal Engine | Geometry Brush アクタ"。

[2]は大丈夫でしょ。

[3][4] BSPの大きさを変えるときは、[Transform]の[Scale]じゃなくて、こっちで。[Scale]でもいけるけど、これでやると貼られているテクスチャが伸びちゃう。元の縦横100cmのタイルが綺麗でしょ。この市松模様を維持したい時は[4]の方法でやる。

[5] 見ると、zの数値があれでしょ。これは、xとyを"0"にしといてから、作った床(BSP)の上の方に持ってきて(例えばzを"200"とか)、[End]キーを押すと、床にストンとイイ感じに落ちてくれる、「[End]ストン機能」を使ったんだ。便利。別に、手打ちでzにキリの良い数値を入れてもイイ。

[6] これはセンスの問題。置くもの、位置、回転、スケール、ご自由に。

[7] イイ感じになるまで、[Play]して[ESC]で抜けてって、やってくれ。

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うむ。今回もちょっとしか進まなかった。次はUMGかな、スタートメニューを作りたいね。

"Save All"

 

BSP置いた時のフォーカスがプレイヤースタートになってるな・・・う~